書籍・雑誌

小太郎の左腕

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和田竜の最新作「小太郎の左腕」、読破しました。

結論から書きましょう。

「うーん、惜しい!」です。

面白い小説です。

登場人物も魅力的です。

物語もテンポがよくて、スーーッと読めます。

でもね、、もっとストーリーを膨らませてほしかったですね。

何というか、アッサリしすぎてますよ(詳細はネタバレになるので書きませんが)。

これだけ魅力的な登場人物を出すんですから、もっと凝ったストーリーでも良かったんじゃないですかね。

例えばタイトルにもなっている小太郎。

彼は11歳の少年です。

それも、周囲の子供から「(頭が)少し足りない」と馬鹿にされている、いじめられっ子的な子供です。

しかし、ある物を手にすると、一瞬にして天才的スナイパーに変わるんです。

どうです、魅力的でしょ。

でも、こんな魅力的なキャラクターが、ストーリーの中で活かしきれていないんですよね。

「もうちょっとストーリーを膨らませればこのキャラが活きるのに!!」と思うわけですよ。

だから、「惜しい!」なんです。

ただね、読んで思ったのは、和田竜ってのは相当なの歴史オタクだっていうこと。

私もかなりな歴オタだと思っていましたが、和田竜には負けます。

本作品にも、歴オタだったらハタッと膝を打つような記述がいくらでも出てきます。

まあ、「歴オタの、歴オタによる、歴オタのための小説」といったところでしょうか。

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あっ、新刊だ

会社帰り、いつものように本屋をぶらついていると、ある作家の新刊を見つけました。

作家の名は「和田竜」。

昨年、傑作「のぼうの城」でセンセーショナルに登場し、歴史・時代小説ファンに強烈なインパクトを与えた和田竜氏の新作がこれです!

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「小太郎の左腕 和田竜 小学館」

これはね、見た瞬間「買いだ!」とばかりに手にとって、そのままレジに向かいましたね。

もうね、表紙からして面白そうですもん。

タイトルが良いですよね。

「小太郎の左腕」ですもん。

「何じゃそりゃ」って感じですよね。

中身はね、――まだ1行も読んでません。

こんな面白そうな本だもん、じっくり読まないと。

で、1週間以内にここに書評をアップしなかったら……、

――つまんなかったと思ってください。

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これはお勧め!

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「風魔」(宮本昌孝・祥伝社文庫)

昨日、荒山徹「徳川家康(トクチョンカガン)」の下巻を読み終えましてねぇ。

捨てました、駅のゴミ箱に。

全然面白くなかった。(-゛-メ)

もうね、あちこちでストーリーが破綻してるんですよ。

あらすじとかも紹介したくないくらいつまらない。

それに比べてこの「風魔」、お勧めですよ!!

実は、ハードカバーの時に1回読んでるんです。

面白かった! という記憶がありましてね

ただ、ストーリーの細かいところとか全然覚えてなくて(あっという間に読んじゃったから)、もう1回読みたいなぁと思っていたら、文庫が出たんですよ!

迷わず買いましたね、上中下3巻。

でも、他に未読の本があったので1週間ほど手をつけなかったんですよ。

で、ようやく読む本がなくなったので、明日からこの「風魔」をじっくり読むことにします。

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悪い癖ですが……

会社帰り、何気なく本屋に寄ったら、おいしそうな新刊が!

それも3冊も!!

まったく躊躇せず買っちゃいました。(*´v゚*)ゞ

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「史記 二/北方謙三/角川春樹事務所」

第一巻が出たのは確か去年……。

第二巻がなかなか出ねぇなぁーーーーー、と思っていたら出てました!

――第一巻がどんな話だったか、ほぼ忘れてますけどね……。

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「ころころろ/畠中恵/新潮社」

しゃばけシリーズの最新刊。

このシリーズ、主人公の一太郎と妖(あやかし)たちの物語です。

ミステリータッチな部分もありますが、基本的にはほのぼのとした物語です。

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「宗像教授異考録 第十一集/星野之宣/小学館」

民俗学者の宗像教授が、伝説や歴史の謎に独特の解釈をつけていくマンガです。

マンガとバカにしちゃいけないよ。

中には、「うーん、そう解釈するか!」とうなるものもあります。

以上、3冊で約4,600円也……。

悪い癖とは思っていますが、支出のうち書籍代の占める割合はかなり高いです。

でも、止められないんですよね、これも。

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読後感想の3回目。

「弩 下川博」

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うーん……。

書評家の北上次郎氏が「今年はこれ!」ってオビに書いてあったから買ったんですけどね……。

「そーかー?」って感じですね。

人物描写はよくできてますけどね……。

ただ、ストーリーがなぁ……。

盛り上がりに欠けるんだよなぁ……。

それに、作者は歴史物があまり得意ではない感じで、時代背景が見えてこないんだよね。

私は歴史物が好きだから何となく時代背景は伝わってくるんだけど、そうじゃない人が読んだら、何時代か分かんないと思うんだよね(ちなみに舞台は、鎌倉時代末期から南北朝初期にかけて)。

あと、タイトルに思いっきり「弩(ど)」って付けてるけど、弩自体が物語に登場するのは全体の3分の2を過ぎたあたりで、果たして「弩」である必要があったのか?――と思ってしまうし(弩がストーリーの重要な位置を占めているとも思えないんですよね)。

名画「七人の侍」的な内容を期待したのが、間違いだったのかなぁ……。

まあこれも、ハードカバーの時に読む本じゃないですね。

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鳳凰の黙示録

読後感想の2回目。

「鳳凰の黙示録」、2日で読破しました。

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江戸時代初期頃の朝鮮半島~日本を舞台にした山田風太郎的な伝奇時代小説です(我々の世代では「仮面の忍者 赤影」的な雰囲気だといえばイメージしやすいでしょう)。

ストーリーがテンポよく展開していくので、長編ですがあっという間に読めてしまいます。

相対的に言えば「面白い」になりますが、ダメ出しもいくつかあります。

ダメ出し1 ラストが弱い

主人公をあそこまで追い詰めた敵役の親玉が、あんなにあっさりとやられてしまうのは、どうも納得がいかない。

確かに戦った相手は強い人ですけどね。

ダメ出し2 村正なんだから……

主人公が使うのは、妖刀として名高い「村正」ですよ。

もっと妖刀らしい使い方があるでしょう。

よく切れて丈夫な、普通の刀になってるものなぁ。

ダメ出し3 真田十勇士の死

いくらストーリーに直接関わってこないからって、真田十勇士をあんなに簡単に殺さなくてもいいじゃない!

あんなにあっさり殺された猿飛佐助、初めて読みましたよ。

他にも細かいダメ出しがあるんですけど、ネタバレになるんであえて書きません。

でもまあ、面白いことも事実。

伝奇小説がお嫌いでなければ、お勧めしてもいいかな。

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孤闘 立花宗茂

目標、毎日更新(とりあえず、7月一杯は……)。

先日、嬉々として3冊の歴史・時代小説を購入したことを書きましたが、ようやくそのうちの1冊を読み終わりました。

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「孤闘 立花宗茂」です。

えーっと、結論から書きますと「イマイチ」ですかね。

題材は良かったんですけど……。

立花宗茂なんて、すごい魅力的な戦国大名なんですけどね。

いかんせん、執筆者に筆力が足りなかったって感じです。

値段と内容を考えると、ハードカバーの時に読む本ではないですね。

文庫本になったら、興味のある人にはお勧めしてもいいかなぁ

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大漁大漁

何度も書いていますが、私、活字中毒なんです。

ところが最近、「これは!」という本がなくて悶々としていたんです。

で、本日、数軒の本屋を巡って、「これは!」と思える本をGETしてきましたよ。happy01

しかも、3冊も。catface

まずはこれ。

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「弧闘 立花宗茂/上田秀人/中央公論社」

戦国武将、立花宗茂を扱った小説です。

なかなか無いんですよ、立花宗茂なんてマニアックな武将を取り上げた小説って(ひと昔前なら、直江兼続もそうでした)。

でもね、立花宗茂も直江兼続に負けず劣らぬ「義」の漢(おとこ)だったんですよ。

ささ、次はこの本。

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「鳳凰の黙示録/荒山徹/集英社」

書評を読むと、なかなか面白そうなんで買いました(もっとも、「つまらない」と書く書評はないけどね)。

伝奇活劇時代小説って感じらしいんですよ、中身は。

「龍の文明VS鳳凰の文明」って何だ?

最後はこれ。

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「弩/下川博/小学館」

書評家の北上次郎氏が「今年はこれ!」と推していたので購入しました。

「弩(ど)」って分かります?

クロスボウのことで、弓矢とライフル銃を足して2で割ったようなやつ(もっと分かんないか……)。

この弩を使って、農民が野武士から村を守るという、「七人の侍」的な小説らしいんですね。

これだけ面白そうな小説があると、何から読もうかワクワクしてしまいます。(≧m≦)

さて、ど・れ・に・し・よ・う・か・な。

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あっ、新刊が出てた!

40年来、活字中毒を患っているせいか、本屋に入って何も買わずに出てきたことがほとんどありません。

私、本屋から「カモ」と呼ばれています(ウソです)。

まあ、活字中毒を治すつもりもありませんが……。

さて昨日、フラリと本屋に入り、「あっ、このシリーズの新刊が出てるじゃん!」と値段も見ずに買ったのがこれ。↓

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「見仏記 ゴールデンガイド編」(いとうせいこう・みうらじゅん著:角川書店)

見仏記シリーズは、角川文庫から1~4が出ており、ゴールデンガイド編はシリーズ最新刊というわけです。

シリーズの内容はというと、仏像好きのいとう・みうらの両名が、様々な仏像を見てまわるというもので(国内にとどまらず、アジア各国にまで見に行ってます、この二人)、言ってみれば「珍道中物」というジャンルになりますかね。

シリーズを通して一貫しているのは、いとう・みうら両名の仏像に対するスタンス。

両名とも、宗教的な見地や美術的な見地で仏像を見ることを一切していません。

彼らのスタンスは、「仏像はカッコイイ!」「仏像はアイドルだ!」というもの。

このスタンスで、しかも真面目に仏像を見ていますから、「カッコイイ~」とか「いい味出してる!」といった記述が随所に出てきます。

私もブログに仏像のことを書きますが、それが見仏記の影響であることは言うまでもありません。

ところで、「活字はどうも苦手……」という人には、「TV見仏記」というDVDもあります。

これは「京都チャンネル」というテレビ局で放送されたものをDVD化したもので、すでに第10巻まで出ています(私、全巻持ってます)。

京都を中心に関西方面の仏像をいとう・みうらの両名が見てまわるという内容ですが、テイストは書籍とまったく一緒です。

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おもしれぇー、これ

最近、戦国武将が若い女性の間でブームだそうで……。

オジサンとしては、うれしい限りです。(*≧m≦*)

――あのね、変な下心はありませんよ!

純粋に、日本史(特に戦国時代)好きとして、歴史に親しんでくれる人が増えてくれるのが(男女を問わず)、単純にうれしいだけですからね!!

若いオネエチャンに戦国武将のウンチクを語って、「え~、武将のこと、詳しいんですねぇ。もっと教えてくださ~いlovely」と言われたいなんて、ひとっつも思ってませんからね(書けば書くほど、墓穴を掘ってねぇか、俺……)。

えー、そんな私の最近のお気に入りがこれ。↓

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「殿といっしょ」(大羽 快著/メディアファクトリー刊)

4コママンガなんですけど、これが笑えるったらない!

それに、歴史好きのツボをしっかりと押さえているので、「もしかしたらこっちの方が事実なんじゃねぇの」なんて思えてしまいます。

それにしても感心するのは、作者の着眼点の良さです。

大友宗麟の重臣、立花道雪を登場させるなんて相当マニアックですもん(そもそも大友宗麟自体がマニアックですからね)。

とにかくこれ、歴史好きには(好きじゃない人も)ぜひ読んでほしいなぁ。

笑えるよぉーー。(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

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最終巻

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一昨年からはまり続けていた北方謙三著「水滸伝(文庫版)」が、とうとう最終巻となりました。weep

水滸伝は、宋代末期、梁山泊に集った108人の英雄・豪傑の物語だというのは知っていましたが、「108人も重要人物が登場するんじゃ、ストーリーを追いかけられない」という理由から、ついぞ読む気にならなかったのです。

そのため、北方謙三氏の小説は、現代物(ハードボイルド)より歴史・時代物や中国物の方が面白いと思っていた私でしたが(現代物も相当面白いですが)、水滸伝にだけは食指がのびなかったのです。

それが一昨年、本屋でたまたま第一巻を手にし、「まあ読んでみるか……」という軽い気持ちで読み始めたのですが、読み終わったときには「すげぇ……」と感嘆に変わっていました。

以来、次巻が発売されるまで(文庫版は毎月一巻ずつ発売されるというスタイルでした)くり返しくり返し、なめるように読み返していました。

そして、第三巻を読み終えた時点でもう来月まで待ちきれず、完結していた単行本を買いあさり、むさぼるように読んだのです。それくらい、この約一年半は水滸伝一色でした。

北方謙三氏の中国物の面白さは、「三国志」や「揚家将」を読めば一発で納得できます。特に北方版「三国志」は、私に三国志の面白さを改めて教えてくれた傑作でした。

日本における三国志物のスタンダードといえば、吉川英治版「三国志」でしょう。しかし私は、吉川「三国志」を読み切ることができませんでした。主人公の一人、劉備玄徳の人格者ぶりがどうしても納得できず、ついに読破をあきらめてしまったのです。

そんな私を納得させてくれたのが、北方「三国志」でした。北方版では、劉備玄徳は決して完璧な人格者ではなく、諸葛亮孔明もスーパーマンではありませんでした。二人とも一個の人間として、生きることに苦しみ、悩み、それでも自分の生き方を曲げることのできない不器用な男として書かれていました。

そんな北方謙三氏ですから、水滸伝も「もしかしたら……」かすかな期待があったのも事実です。そして北方「水滸伝」はその期待に十分応えてくれました。

自宅~会社間の電車の中で、何度、溢れる涙を押さえたでしょう。何度、感動で体が震えたでしょう。

そんな北方「水滸伝」が、とうとう最終巻です。本日、本屋で購入してきました。ただ、まだ読んでいません。

すでに単行本で最後まで読み切っているため、ストーリーがどう展開し、どういう結末になるかもう知っています。だからこそ最終刊は、1ページ1ページ丹念に読みたいのです。そのために、今、読みたい欲求を抑えているのです。そうやって気持ちを高めていき、ピークに達したとき読み始めようと思っています。

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